通信教育のデメリット -2





 逆に、パッチワークの通信講座のデメリットとしては、やはりペースが相手任せになってしまう、と言う事があるかもしれません。具体的には、1つの教材が終わっていなのに、完成していないのに、次から次へと新しい教材が送られて来ます。人によっては、この状態に不満な方もいらっしゃるようです。やはり一つをしっかりと完成させてから次に取り組みたい、というのが、人情というものだと思いますが、どうしてもお金をもらっている、そして渡す教材の種類も決まっている通信講座の場合は、このような感じになってしまう事が多いようですね。

 また、通信教育で和裁を覚えようとする場合は、当然、作品のやり取りをする必要があります。梱包して発送して受け取って、という作業を、かなりの回数繰り返す事になりますし、作品を見てもらうまでの間は、心配で作業ができない人もいるでしょう。少し面倒だと思うようなら、材料屋さんやパブリックでの主催の教室を探してみた方がいいかもしれません。

 大前提の心構えとして、和裁全般を含むパッチワークの習得には、かなりの時間と根気が必要です。好きなら時間はどんどん過ぎて行きますが、苦痛になる事もあるでしょう。やると決めたならとことんやってみるという、強い意志が必要になります。

 通信教育は相手が見えません。近所の教室に通うのとは違って、わからない点もすぐには解決できません。また、理解していないのに、完成もしていないのに、どんどんと教材が送られてきて、お金も支払わねばなりません。このような環境で学んで行くのが苦痛でない方なら、通信教育はおススメです。





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